ありがとうはいつもとおいところから

ちょっとないてたぼくそのときに
きみがうしろにたっててくれた

まどをとんとんたたくから
ふわりとうかんでひらいたら
あれれ
きみはもういなかった

きみはぼくにつかまることなく
いつもぼくをすくってくれる

かなしいことちゃあんとみてて
それだけそっといやしてくれる

ありがとうは
いつもとおいところから

ありがとう

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